労働基準監督署調査対策(労務診断、労務監査等)
是正勧告への迅速、かつ正確な対応は大切ですが、それ以上に、「労働基準監督署の調査が来ても問題のない労務管理」が非常に大切です。
たとえば、未払い残業代。
過去に遡って自主的に改善することが理想ではありますが、費用や時間的なものを考えると、問題があるとわかっていても中々難しいものです。
では、まずはいますぐ、未来に向けて改善してはいかがでしょうか。
今月から、来月から、という形で、すぐに制度や計算方法を改善し、適正化しましょう。
また、就業規則等の社内規程を改善し、制度を適正化ておくことにより、指摘事項を減らすこともできるでしょう。
このように、労働基準監督署調査、是正勧告対応の経験が豊富な特定社会保険労務士が、事前に会社の状況を調査・診断することにより、問題事項や危険を内在した制度、不足している規則や労使協定等をあぶり出し、会社の労務管理を適正化することができるのです。
この労働基準監督署対策は、そのままイコールとして、従業員とのトラブル防止にも繋がります。
会社が適法・適正に制度運営すれば、もしも従業員から意見が出されても、正当な説明などの対応することができるからです。
よって、訴訟リスクや紛争リスクはもちろんのこと、従業員対応の手間や時間も減らすことができます。
労務診断、労務監査、労働条件審査等、名称は様々ですが、会社の労務管理状況を適正化することに変わりはありません。
ぜひ一度、専門家の目で会社に問題点がないか確認してください。
社労士オフィスみやざきでは、労働問題に強い特定社会保険労務士が対応いたします。
内容の一部ではありますが、大まかに下記のような診断をします。
1.就業規則
就業規則は作成されているか、内容は適正か、手続きは適正か
2.労使協定
必要な労使協定は締結されているか、期間・手続きは適正か
(三六協定、育児・介護休業協定、賃金控除協定、裁量労働協定等)
3.労働時間
時間管理の方法(出勤簿、タイムカード等)、残業時間の計算方法、休暇・休日の状況
4.給与計算
残業手当の計算方法(割増率、対象賃金)、社会保険料等控除、締日・支払日、手当の内容、休職時の社会保険料の取り扱い、賞与
5.労働・社会保険手続き
労働・社会保険の加入状況、被保険者は適正か、時期・方法は適正か
6.法定帳簿の整備
労働者名簿、賃金台帳、出勤簿、労働条件通知書・雇用契約書 等の整備
7.安全衛生関係
健康診断の実施、産業医・安全管理者・衛生管理者の選任、業務災害対策